北海道の美しい四季と、心温まる物語で多くのファンを魅了し続けている映画『しあわせのパン』。公開から時間が経った今でも、その優しい世界観に触れたいと洞爺湖を訪れる人は少なくありません。映画の中に登場した「月浦(つきうら)」という地名は実在し、あのお店のモデルになった場所や、印象的な風景が今も静かに人々を迎えています。
今回は、映画の雰囲気を大切にしながら、無理なくロケ地を巡る1日のモデルコースをご紹介します。パンの香りと美しい湖の景色に包まれる、穏やかな旅の参考にしてみてください。
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まずは「パン」の香りを求めて石窯パンのお店へ
映画のタイトルにもある通り、やはり旅の始まりには美味しいパンが欠かせません。まずは、映画の中でガラス作家・陽子さんのアトリエ(屋内)として登場した建物でもあるパン屋さん「ラムヤート」を訪れてみてはいかがサイドしょうか。
ここは「とうや水の駅」の向かいに位置しており、古民家を改装した趣のある外観が特徴です。店内には、自家製の石窯で焼かれたパンが並んでいます。こちらのパンは、ずっしりとしたハード系の食感が特徴で、噛めば噛むほど素材の味わいが広がると評判です。特に映画にも登場したような素朴なパンや、エジプト塩を使ったパンなどが人気を集めているようです。
注意点と魅力
人気のパン屋さんのため、午後には品薄になることもあると言われています。そのため、午前中の早い時間に訪れるのがおすすめです。また、営業日は土日祝日が中心で、冬季は休業する場合もあるようですので、事前に営業状況を確認しておくと安心です。
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劇中を彩ったガラス作品に出会う
ラムヤートから車で移動し、月浦エリアへ向かいましょう。次にご紹介するのは、ガラス工房「glass cafe gla_gla(グラスカフェ グラグラ)」です。
ここは、映画の中で使われていたグラスや花瓶などのガラス作品が実際に制作されている場所です。映画をご覧になった方なら、陽子さんが制作していた美しいガラス製品に見覚えがあるかもしれません。工房兼ショップとなっており、繊細で個性的な作品の数々を間近で見ることができます。
注意点と魅力
タイミングが合えば吹きガラス体験ができることもありますが、予約が優先される傾向にあります。ショップを見るだけでも十分に楽しめますし、テラスからの眺めも素晴らしいと評価されています。自分へのお土産として、映画の記憶を持ち帰るのも素敵ですね。
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映画の舞台「カフェ・マーニ」のモデルとなった場所へ
旅のハイライトは、やはり主人公の夫婦が営んでいた「カフェ・マーニ」のモデルとなったお店、「カフェ ゴーシュ」です。月浦の小高い丘に建つこのお店は、店舗の外観や窓から見える洞爺湖の風景が、まさに映画の世界そのものです。
ここでは、丁寧に淹れられたコーヒーと自家製のケーキなどを味わいながら、窓の外に広がる湖と空の景色をゆっくりと眺めることができます。日常の慌ただしさを忘れ、静かな時間が流れる空間に身を置くことで、映画の登場人物たちのような穏やかな気持ちになれるかもしれません。
注意点と魅力
こちらのお店を訪れる際に大切にしたいのが、お店のルールです。静かな時間を守るため、店内での写真撮影は禁止とされています(料理の手元撮影も不可の場合があります)。また、12歳以下のお子様の入店もご遠慮いただいているようです。映画ではパンとスープのお店として描かれていますが、実際のお店ではパンの販売は行っておらず、あくまで喫茶を楽しむ場所ですのでご注意ください。この「静寂」こそが、この場所の最大の魅力とも言えるでしょう。
絶景とリゾートホテルのベーカリー
カフェで一息ついた後は、少し足を延ばして山の上にある「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」へ向かうのも良いでしょう。ここは映画のエンディングシーンや、登場人物たちが月を眺めた丘のロケ地としても知られています。
ホテル内にある「ブーランジェリー ウィンザー」では、こだわりのパンを購入することができます。リゾートホテルならではの洗練されたパンは、素朴な味わいとはまた違った魅力があります。ホテルのロビーや敷地内からは、眼下に洞爺湖を一望するパノラマが広がり、その雄大さは圧巻です。
注意点と魅力
山の上に位置しているため、天候によっては霧が発生することもありますが、晴れた日の眺望は素晴らしいといわれます。ホテル内の施設ですので、少し背筋を伸ばして訪れるような、特別な雰囲気を味わえるスポットです。
湖畔で「しあわせの鐘」を鳴らす
時間の許す方は、月浦にある「グリーンステイ洞爺湖」内の「しあわせの鐘」に立ち寄るのもおすすめです。映画の公開を記念して設置されたこの鐘は、訪れる人の幸せを願うスポットとして親しまれています。
フレームには映画のモチーフなどが施されており、湖をバックに写真撮影をするのに適した場所です。静かな湖畔で、旅の締めくくりに鐘の音を響かせてみるのも、良い思い出になるでしょう。
まとめ
映画『しあわせのパン』の舞台を巡る1日のモデルコース、いかがでしたでしょうか。物語の中にあった「カフェ・マーニ」は架空のお店ですが、その舞台となった洞爺湖の空気感や、実際にそこで暮らす人々が大切にしている時間は、確かにそこに存在しています。
ロケ地を巡る際は、地域の方々の生活やお店のこだわりを尊重しながら、ゆったりとした気持ちで過ごすことが、何よりの「しあわせ」につながるかもしれません。季節ごとに表情を変える美しい洞爺湖へ、ぜひ出かけてみてください。
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