【今も訪ねられる】『ぽっぽや』の聖地・幌舞駅へ。南富良野の自然と楽しむ観光モデルコース

北海道ロケ地ガイド

映画『鉄道員(ぽっぽや)』のスクリーンに映し出された、雪深い終着駅「幌舞」。その素朴で美しい風景に、心を揺さぶられた方も多いのではないでしょうか。あの駅は今どうなっているのだろう、もう一度あの世界に触れてみたい、そんな風に思うかもしれません。

映画の公開から時が経ち、ロケ地となったJR幾寅駅を通る路線は役目を終えましたが、駅舎は今も大切に保存され、訪れる人々を温かく迎えています。

この記事では、『ぽっぽや』ファンなら一度は訪れたい聖地巡礼の情報と、南富良野の雄大な自然を満喫する観光モデルコースをあわせてご紹介します。この記事を読めば、あなたの旅の計画がより具体的になるはずです。

 

この記事でわかること

  • 『ぽっぽや』ロケ地「幌舞駅(幾寅駅)」の現在の様子と見どころ
  • 幾寅駅へのアクセス方法(車・公共交通機関)
  • 聖地巡礼とあわせて楽しむ南富良野観光モデルコース(夏・冬)
  • 南富良野のグルメやアクティビティ情報

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映画『ぽっぽや』の舞台、幌舞駅(幃寅駅)は今も訪れられます

映画ファンや鉄道ファンが今も訪れる『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地、幌舞駅。この駅は、北海道のほぼ中央に位置する南富良野町の幾寅(いくとら)駅が舞台となりました。

浅田次郎氏の短編小説を原作とし、1999年に公開されたこの映画は、廃線間近の駅を守り続けた鉄道員・佐藤乙松(高倉健さん)の人生を描いた物語です。映画のストーリーのように、幾寅駅を含むJR根室本線(富良野駅~新得駅間)は2024年4月1日に廃線となりました。

しかし、駅はなくなってしまったわけではありません。現在は南富良野町がJR北海道から駅を譲り受け、映画の世界観を伝える展示施設として公開されています。駅舎に一歩足を踏み入れれば、まるで映画の中に迷い込んだかのような、懐かしい時間が流れています。

駅舎に広がる『ぽっぽや』の世界観:ロケ地展示の魅力

駅舎の中は、映画の感動が蘇る品々で満たされています。一つひとつゆっくりと見て回り、物語の世界に浸ってみましょう。

懐かしい雰囲気の待合室とロケーションマップ

待合室は、映画で見たままのどこか懐かしい雰囲気が漂っています。壁にはロケーションマップが掲示されており、乙松の同僚・杉浦仙次(小林稔侍さん)とのシーンが撮影された金山鉄橋や、炭鉱夫(志村けんさん)が働いていた炭坑の一部として撮影された東鹿越、そしてキャストやスタッフが滞在したログホテルラーチなど、南富良野町内の他のロケ地も知ることができます。

幌舞駅展示コーナーの見どころ

  • 衣装や小道具の展示:高倉健さんが実際に着用した駅長の制服や、物語の鍵となる人形など、映画で使われた貴重な品々が展示されています。
  • 写真パネル:高倉健さんや志村けんさんなど、出演者の名演技が光る映画の印象的なシーンがパネルで紹介されており、ストーリーを追体験できます。
  • 駅の備品:昔ながらの木製カウンターが特徴的な切符売り場や、映画のために作られた「幌舞駅」の駅看板などもそのまま残されています。

静かに時を刻むプラットホーム

プラットホームに出ると、そこには映画で乙松が立ち続けた風景が広がっています。列車が来なくなった線路は少し寂しげですが、木造のレトロな駅舎を眺めながら、物語の登場人物たちに思いを馳せる時間は、聖地巡礼ならではの特別な体験となるでしょう。

『ぽっぽや』の聖地・幾寅駅へのアクセス方法

南富良野町幾寅は、北海道の主要空港や都市からのアクセスも可能です。ご自身の旅のプランに合わせて移動手段を選びましょう。

車でのアクセス

北海道の広大な景色を楽しみながら自由に移動できるレンタカーが便利です。

  • 新千歳空港から:道東自動車道を利用して約1時間40分。
  • 旭川空港から:国道237号線などを利用して約2時間。
  • 富良野駅から:国道38号線を利用して約45分。
  • 帯広駅から:国道38号線を利用して約1時間35分。

公共交通機関でのアクセス

鉄道が廃線となったため、バスが主な公共交通手段となります。

  • 都市間バス:旭川駅と帯広駅を結ぶ都市間バス「ノースライナー」が南富良野町を経由します。最寄りのバス停から駅までは徒歩圏内です。最新の時刻表はバス会社の公式サイトで確認することをおすすめします。
  • タクシー:富良野エリアからの移動では、観光タクシーを利用する選択肢もあります。

「ぽっぽや」の聖地・幾寅駅を訪れるなら、拠点となる富良野エリアの宿泊施設や、移動に便利なレンタカーを早めに確保しておくのがおすすめです。旅行の計画をスムーズに立てるために、以下からチェックしてみてください。

聖地巡礼と楽しむ南富良野観光モデルコース提案

南富良野町の魅力は『ぽっぽや』のロケ地だけではありません。町の約9割が森林に覆われ、カヌーの湖として知られる「かなやま湖」や、シーソラプチ川の清流など、雄大な自然が広がっています。聖地巡礼とあわせて、南富良野ならではの体験をしてみませんか?

夏のモデルコース:大自然のアクティビティとグルメを満喫

  • 午前:幾寅駅で『ぽっぽや』の世界に浸ります。
  • 昼食:道の駅「南ふらの」へ。地元食材を使った飲食店が集まっています。南富良野産エゾシカ肉のカレーや、とんかつ定食など選択肢が豊富です。
  • 午後:かなやま湖へ移動し、ラフティングやカヌー体験で大自然を満喫。湖畔には美しいラベンダー園も広がっています。
  • 宿泊:かなやま湖畔のキャンプ場やグランピング施設、幾寅エリアのホテル・民宿でゆっくり。

冬のモデルコース:白銀の世界と温かいグルメを堪能

  • 午前:雪化粧の幾寅駅を訪問。静寂に包まれ、映画の世界観をより深く感じられます。
  • 昼食:体が温まるラーメンや中華の人気店でほっと一息。
  • 午後:氷結したかなやま湖でのワカサギ釣り(レンタル・ガイド有)や、国設南ふらのスキー場でパウダースノーを体験。
  • 夕食・宿泊:撮影時にキャストも利用した「かなやま湖 ログホテル ラーチ」で北海道食材の料理を。

まとめ

映画『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地・幾寅駅は、廃線となった今も、映画の世界観と南富良野の歴史を静かに伝え続けています。聖地を訪れる旅は、町の雄大な自然や美味しい食事、そして温かい人々との出会いによって、さらに味わい深いものになるでしょう。

夏のアクティビティから冬の銀世界まで、季節ごとに異なる魅力を持つ南富良野。ぜひ、あなたの次の旅行計画の参考にしてみてください。

 

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幌舞駅に刻まれた時間と、健さんの瞳の奥の余白まで。冬の情景を、何度でも盤で。


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