一青窈さんの名曲をモチーフに、新垣結衣さんと生田斗真さんが演じる主人公ふたりの10年にわたる愛を描いた映画『ハナミズキ』。2010年の公開から年月が経った今でも、その切なくも温かい物語と美しい風景に魅了されるファンは少なくありません。
物語の舞台となった北海道・道東エリアを中心に、東京や海外のロケ地情報をまとめました。これからロケ地巡りを計画している方や、映画の世界観に改めて浸りたい方に向けて、現在の状況も踏まえた情報をお届けします。
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物語の原風景・紗枝の家と尺別エリア
映画の中で特に印象に残るのが、主人公・紗枝(さえ)と母・良子が暮らした赤い屋根の家です。この家は北海道釧路市の音別町尺別という地区にオープンセットとして建てられました。
映画公開当時は保存会によって管理され、多くのファンが訪れる場所として知られていました。しかし、近年では建物の老朽化が進んでおり、廃墟に近い状態になっているという報告もあります。かつてはハナミズキの木が植えられ、出演者の名前が刻まれた壁などもあったとされていますが、現在は見学が難しい場合があるため、訪問の際は現地の状況に配慮し、遠くから静かに眺めるのが良いでしょう。
また、このエリアにある「尺別駅」は、映画では紗枝の実家の最寄り駅「積別(せきべつ)駅」として登場しました。雪の中でふたりが寄り添うシーンが撮影された場所ですが、この駅は2019年に廃止され、現在は信号場となっています。駅舎自体は小さいながらも趣のある外観を残しているといわれます。
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北海道の美しい風景とともに描かれた感動の物語は、いまも多くの人の心を揺さぶります。
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康平の暮らす町・白糠町のロケ地
漁師として生きる康平(こうへい)の生活の拠点として描かれたのが、釧路の西隣に位置する白糠町(しらぬかちょう)です。
白糠駅と西庶路駅
JR白糠駅は、劇中で「白幌(しらほろ)駅」として登場します。紗枝と康平が再会する重要なシーンや、通学風景などがここで撮影されました。また、隣接する西庶路(にししょろ)駅は「丹別駅」として描かれています。ふたりがホームのベンチで語り合う夜のシーンが印象的ですが、実際には映画のようなベンチは設置されていないという情報もあるため、イメージとの違いを楽しむくらいの気持ちで訪れるのがおすすめです。
白糠漁港
康平が父や仲間たちと働く漁港のシーンは、白糠漁港(劇中では白幌漁港)で撮影されました。大学合格の喜びを分かち合うシーンなど、ふたりの青春が詰まった場所といえるでしょう。
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二人の思い出が交差する灯台と岬
物語の象徴的な場所として登場するのが、浜中町にある「湯沸岬(とうふつみさき)灯台」です。霧多布岬(きりたっぷみさき)とも呼ばれるこの場所には、赤と白のツートンカラーが印象的な灯台が立っています。
紗枝と康平がデートの終わりに訪れたり、ハナミズキの木にまつわる重要なシーンが描かれたりした場所として知られています。太平洋を見渡す雄大な景色は、映画の世界観そのものを感じさせてくれるでしょう。ただし、紗枝の家があった音別町や白糠町からは距離が離れているため、移動には車を利用し、時間に余裕を持った計画を立てるのが望ましいです。
釧路市内の名所と高校
釧路市内にも、ふたりの足跡を感じられるスポットが点在しています。
幣舞橋と出世坂
釧路のシンボルともいえる「幣舞橋(ぬさまいばし)」は、夕日の名所としても有名です。橋の上にある「四季の像」の近くは、康平と紗枝が再会し、手を繋いで走るシーンの舞台となりました。また、幣舞橋の近くにある「出世坂」は、石畳の階段と街灯が美しい場所です。映画の冒頭でトラブルに遭った紗枝と康平が再会するシーンなどで使われています。
通学した高校
紗枝たちが通っていた「陵南高校」のロケ地となったのは、北海道釧路北陽高等学校です。校舎の外観などが映画の中で確認できますが、現役の学校であるため、見学の際は敷地外から眺めるなどのマナーを守ることが大切です。
東京・海外への広がり
物語は北海道を飛び出し、紗枝の成長とともに東京、そして海外へと舞台を移していきます。
早稲田大学と東京の風景
上京した紗枝が通う大学として、早稲田大学のキャンパスが登場します。大隈銅像前広場や演劇博物館前などで撮影が行われ、キャンパスライフの様子が描かれました。
ニューヨークとカナダ
紗枝が夢を追いかける海外のシーンは、ニューヨークとカナダのノバスコシア州で撮影されました。カナダの港町ルーネンバーグや、ペギーズコーブの灯台などは、色鮮やかな建物や美しい風景が特徴で、映画の情緒的な雰囲気を高めています。ニューヨークでは、エンパイア・ステート・ビルディングが見える場所などで、大人になったふたりのすれ違いや再会への伏線が描かれました。
まとめ
映画『ハナミズキ』のロケ地は、北海道の雄大な自然から都会的な街並みまで多岐にわたります。公開から時間が経過し、建物がなくなったり様子が変わったりしている場所もありますが、そこに流れる空気感や美しい景色は今も訪れる人を迎えてくれるでしょう。
かつての映像の中にある風景と、現在の風景を心の中で重ね合わせながら、ゆったりとした気持ちで巡ってみてはいかがでおしょうか。
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