一青窈さんの名曲をモチーフにした映画『ハナミズキ』は、新垣結衣さんと生田斗真さんが演じる二人の主人公が、10年という歳月をかけて愛を育む切なくも愛おしい純愛ラブストーリーとして、2010年に公開され大きな話題となりました。
物語の鍵となるのは、紗枝(新垣結衣さん)と康平(生田斗真さん)が青春時代を過ごした北海道道東エリアの美しい風景です。
遠距離恋愛の舞台として、北海道だけでなく東京、ニューヨーク、カナダと、広範囲にわたってロケが行われました。ここでは、特にファンにとって思い出深い、北海道を中心とした主要なロケ地と、聖地巡礼の際のポイントをご紹介します。
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物語の始まり:北海道・道東エリアの主要ロケ地
『ハナミズキ』の多くのシーンは、釧路市を中心とする北海道の道東エリアで撮影されました。この地域を巡ることで、紗枝と康平の青春の日々をより深く感じることができるでしょう。
釧路市音別町 尺別エリア
紗枝の故郷として重要な場所が、釧路市音別町尺別地区にあります。
尺別駅(旧 積別駅)
紗枝の実家の最寄り駅として登場したのが、現在の尺別駅です。映画の中では「積別(せきべつ)」駅という名前で登場しました。この駅は、雪の中を紗枝と康平が寄り添って歩くシーンが印象的です。 ただし、この駅は映画公開当時は現役でしたが、2019年に閉鎖され、現在は信号場として利用されています。駅舎は小さいながらもおしゃれな外観をしており、当時の面影を探すことができます。
平沢紗枝の家(オープンセット)
尺別駅の近くには、紗枝と母親の良子(薬師丸ひろ子さん)が暮らしていた家があります。この家は、映画の序盤で二人の日常が描かれる、思い出深い場所です。 しかしながら、現在、紗枝の家は廃墟となって佇んでいる状況です。
かつては一般に公開され、見学できた時期もあったようですが、現在は管理されておらず、建物自体もかなり傷んでいるようです。家の壁には出演者の方々の名前が刻まれていたという情報や、郵便ポストに紗枝の苗字が書かれていたという当時の記録もあります。
聖地として訪れる際は、その荒れ果てた現状に切なさを感じるかもしれませんが、作中で見た風景を心の中で重ねてみるのが良いかもしれません。
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北海道の美しい風景とともに描かれた感動の物語は、いまも多くの人の心を揺さぶります。
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康平のホームグラウンド 白糠町
漁師である康平(生田斗真さん)にとって重要な場所となったのが白糠町です。
白糠駅(白幌駅)と西庶路駅(丹別駅)
白糠駅は、映画では「白幌(しらほろ)駅」として登場し、紗枝と康平が再会する重要なシーンの舞台となりました。また、水産高校に通う康平たちが紗枝たちと出会う通学風景も描かれています。 また、西庶路駅は「丹別駅」として登場し、二人がホームのベンチで語り合う夜のシーンが撮影されました。ただし、実際にホームには映画に登場したようなベンチはないという点に注意が必要です。
白糠港と白糠漁業協同組合
康平の「ホーム」であった白糠港は、映画では「白幌港」として登場しました。大学合格を喜ぶ紗枝と康平の可愛らしいシーンなどが撮影された場所です。また、港近くにある白糠漁業協同組合もロケ地の一つとして利用されました。
釧路市内の象徴的な場所
釧路市内には、二人が青春を過ごした象徴的な場所が残されています。
幣舞橋(ぬさまいばし)
釧路を代表する観光スポットの一つである幣舞橋もロケ地となりました。康平が塾を終えた紗枝を待ち伏せして声を掛けた「出世坂」の後に、二人が再会し、手を繋いで駅へと走り出すシーンが撮影された場所です。橋の上には「四季の像」が立っており、康平が立っていたのは「春」の像のすぐ横だったとされています。橋の上からは、「フィッシャーマンズワーフMOO」が見え、釧路らしい景色を楽しめます。
北海道釧路北陽高等学校(陵南高校)
紗枝が通っていた「陵南高校」のロケ地は、実際の北海道釧路北陽高等学校が使用されました。
道東の自然と二人の未来を象徴する場所
映画のクライマックスやデートシーンを彩ったのは、道東の雄大な自然に囲まれた場所です。
湯沸岬灯台(霧多布岬)とアゼチ岬
紗枝と康平がデートの終わりに訪れ、二人の大切な思い出の場所となったのが湯沸岬灯台です。ここは霧多布岬としても知られ、浜中町に位置しています。灯台の光景は、作中でも重要な意味を持つシーンで登場します。
このエリアを巡る上での注意点として、地理的な距離感を把握しておく必要があります。映画の中では、紗枝の家や白糠駅と湯沸岬灯台が近くにあるように感じられるかもしれませんが、実際には100キロ以上離れているため、ロケ地巡りをする際は、車などで計画的に移動することが大切です。
浦幌町厚内の海沿いの道
紗枝が友人と自転車で通学していた海沿いの道は、浦幌町字厚内の1038号線沿いで撮影されました。広大な原野と海が広がる、北海道らしい壮大な風景です。
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道東エリアは移動距離が長くなりやすいので、まずは航空券+ホテルをまとめて調べる方が多いようです。
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北海道を離れ、夢を追った東京・海外のロケ地
遠距離恋愛が始まり、それぞれの夢を追う二人の舞台となったのは、東京や海外でした。
東京での挑戦の舞台
東京で学業と夢を追いかけた紗枝の舞台として、早稲田大学が使用されました。また、東京の景色として議事堂通りも登場しています。
遥か遠い異国の風景
紗枝が国際的な夢を追う場所として、物語の後半ではニューヨークとカナダが登場します。
| 国・都市 | 主なロケ地 | 特徴・補足 |
|---|---|---|
| アメリカ (ニューヨーク市) |
エンパイア・ステート・ビルディング ブルックリン・ハイツ・プロムナード ユニオンスクエア |
紗枝の海外での生活や心情を象徴する都市的なシーンを撮影 |
| カナダ (ノバスコシア州) |
ペギーズコーブ灯台 ルーネンバーグ |
撮影期間約半年に及ぶ大規模海外ロケ。物語の余韻と象徴性を強める舞台 |
まとめ
映画『ハナミズキ』のロケ地は、北海道の雄大で美しい景色から、大都会のニューヨークまで多岐にわたりますが、やはり二人の純愛の原点である道東エリアは聖地巡礼のハイライトといえるでしょう。
ただし、湯沸岬灯台のように観光施設として整備されている場所がある一方で、主人公の家のように廃墟化が進み管理がされていない場所もあるため、訪問する際は現地の状況をよく確認し、マナーを守って旅を楽しんでください。
主要なロケ地が広範囲に点在しているため、巡礼の旅は、地図を広げて目的地を一つひとつ確認する、まるで長い道のりを歩く二人の姿をなぞるような体験になるかもしれませんね。映画の感動を思い出しながら、美しい風景を辿る旅は、きっと心に残る時間になることでしょう。
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