伝説のミステリーを追体験する「オホーツクに消ゆ」聖地巡礼ガイド

伝説のミステリーを追体験する「オホーツクに消ゆ」聖地巡礼ガイド オホーツクに消ゆ

1980年代に多くのプレイヤーを熱中させたアドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』。堀井雄二氏が手がけた緻密なシナリオと、広大な北海道を舞台にしたドラマチックな展開は、今もなお色あせることがありません。この作品の魅力は、実際にロケハンを行って描かれたリアルな風景にあります。

2024年にはリメイク版も発売され、再び注目を集めているこの名作の舞台を巡る旅は、まるで自分が刑事になったかのような感覚を味わせてくれるでしょう。当時の面影をたどりながら、北の大地を巡る聖地巡礼のポイントをご紹介します。

事件の幕開けとオホーツクの玄関口

物語は東京の晴海埠頭から始まりますが、捜査の舞台が北海道へ移ると、まず降り立つのが「たんちょう釧路空港」です。ここは、主人公であるボスと相棒の猿渡俊輔(シュン)が出会う重要な場所でもあります。空港からほど近い釧路市内や、被害者の実家があるとされる緑ヶ丘周辺を巡ることで、捜査の第一歩を実感できるはずです。

さらに足を延ばすと、オホーツク海に最も近い駅として知られる「北浜駅」に到着します。現在は無人駅となっていますが、ホームのすぐ目の前に広がる砂浜や、冬には流氷が接岸する光景は、ゲームの世界観そのものです。駅舎内には喫茶室「停車場」があり、旅の休息をとることもできます。

ただし、作中に登場する「北浜ホテル」は実在しないため、宿泊を検討される際は注意が必要です。

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網走・知床エリアに刻まれたミステリーの足跡

物語の中盤で重要な拠点となる網走では、やはり「網走刑務所」が欠かせません。ゲーム画面でおなじみの正面の門は、当時の姿を今に伝えています。実際の刑務所へ立ち入ることはできませんが、近くにある「博物館網走監獄」では、当時の歴史的な建物を保存・公開しており、当時の雰囲気を深く知ることができるでしょう。

また、事件の鍵を握るアイテム「ニポポ人形」は、実際に網走刑務所の受刑者によって制作されている伝統的な工芸品です。どんな願いも叶えてくれる幸せの神様とされており、市内のお土産店などで目にすることができます。さらに、ゲームのタイトル画面の背景モデルとされる「能取岬」の灯台も、網走で見逃せないスポットの一つです。

知床エリアでは、新たな事件の舞台となった「知床五湖」が挙げられます。遊歩道が整備されており、一湖付近ではゲームに登場するような雄大な自然を感じられます。ただし、ヒグマの活動状況によっては立ち入りが制限される場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

摩周湖から夕張、そして札幌へ

捜査が進むにつれ、舞台は道東の美しい湖へと移ります。「摩周湖」は主要キャラクターとの出会いの場として描かれ、湖面に浮かぶカムイッシュの島が印象的です。隣接する「屈斜路湖」の和琴(わこと)温泉周辺も、物語の重要なシーンを彩る場所として知られています。

クライマックスに向けては、紋別や夕張、札幌といった都市を巡ることになります。紋別では、街を一望できる「紋別公園」に立つ慰霊碑が、物語の終盤で重要な意味を持ちます。夕張では、かつての炭鉱跡地などがかつての産業の面影を残しています。旅の締めくくりとなる札幌の「すすきの」では、実在の風景とゲーム内の描写を比較しながら、事件解決の余韻に浸るのも一興です。

聖地巡礼を楽しむためのポイントと注意点

『オホーツクに消ゆ』の舞台を網羅するには、当時の制作スタッフが700キロ以上を移動したといわれるほど広大なエリアをカバーする必要があります。効率よく巡るためには、レンタカーの利用が便利であるという傾向があります。公共交通機関を利用する場合は、列車の本数が限られている区間もあるため、入念なスケジュール作成が推奨されます。

また、ゲームの発売から長い年月が経過しているため、当時の風景と現在の様子が異なっている場所も存在します。例えば、一部の建物が改装されていたり、作中の売店が現在の形とは異なっていたりすることもあります。しかし、そうした「変化」そのものも、40年という時の流れを感じさせる一つの魅力といえるのかもしれません。

まとめ

『オホーツクに消ゆ』の聖地巡礼は、単なる観光地の訪問にとどまらず、物語の背景にある人間ドラマを自分自身の足でたどる体験です。ゲームの中に散りばめられた一連の風景は、アルバムに収められた鮮やかなスナップ写真のように、訪れるたびに新しい発見を与えてくれるでしょう。

北の大地の澄んだ空気の中で、かつての名作が描いた愛憎と絆の物語に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。日常を少し離れ、広大なオホーツクを肌で感じる旅は、きっと心に残る思い出になるはずです。

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